平成27年度新人ナース リボン返還式①
1あゆみ リボン返還式を終えて
リボン返還式を終え、1番に感じたのは「もう、1年経ってしまったのか。」という驚きでした。この1年は看護師としても社会人としても、初めてのことばかりでしたが、病棟のスタッフの方・患者さんに支えてていただき、同期と頑張り成長できた1年であると思います。
はじめは患者さんごとにコミュニケーションの取り方や、体位調整の方法が異なるため、ニーズをくみ取るのが難しく悩むことも多くありました。1年経ち当 初と比べると、患者さんに合わせたケアを実施できるようになり、普段の関わりの中でも患者さんから笑顔がみられるようになりました。
今は少しずつではありますが、患者さんのために何が必要かを自分で考えながら行動できるようになったと思います。リボンがとれたということは新人看護師 ではなく、先輩方と同じようにみられるため、責任をもち、患者さんと向き合いながら1人の看護師として成長していきたいと思います。
1若葉 リボン返還式を終えて
一年間を振り返り、泣いたり笑ったりといろいろありましたが、先輩方に支えられ一年を終えることができました。初めは緊張し、一つ一つのことに精一杯でしたが、時間が経つにつれ、周りを見て行動すること、患者さん一人一人の特徴を理解することが出来るようになりました。今までは教えて頂く立場でしたが、これからは新人看護師が入職し教える立場になります。まだまだ学ぶことがありますが、周囲に目を向け、状況判断しながら行動していきたいです。
2あゆみ 「リボン返還式を終えて思うこと」
1年間つけてきた黄色いリボンに「今の思い」を漢字1文字で表すと…
森田彩亜弥さんが選んだ漢字1文字は「頼」:入ったばかりの頃は、看護業務や人間関係など不安ばかりで,患者さんとの信頼関係も築けず,人工呼吸器装着患者さんとのコミュニケーションが上手くいかなかった.何度もつまづき,先輩に頼ってばかりだった。これまで、諦めずに頑張ってこれたのは先輩のおかげです。まだまだ未熟な私ですが、初心を忘れず、先輩のように後輩に頼られる存在になりたいと思います。
西垣美菜さんが選んだ漢字1文字は「支」:途中で配置換えをし、不安でいっぱいだった私を先輩方はいつも優しく声をかけてくれました.立ち止まりそうになったとき,先輩の笑顔や越えかけに何度も支えられた1年でした。2年目になるので、今度は私が後輩を支えられるように頑張りたい。
島田恭子さんが選んだ漢字1文字は「感」:入職した頃は,先輩や患者さんに教えてもらいながらの業務でした.少し辺りが見えるようになった頃,先輩の声かけや対応が自分とは違うと感じました.患者さんがどう自分の看護を感じているかを考えて行動することを学びました.また,慣れない自分の手技や経験不足のためにご迷惑を掛けた患者さんや先輩方のあたたかい対応に感謝しています.
武田舞子さんが選んだ漢字1文字「忍」:この1年間は、忍耐の一年だったと思います。一杯失敗して、辞めてしまいたいと思う事もありましたが、なんとか踏ん張り一年が過ぎました。振り返ると、楽しかったこと、うれしかったこと、辛かったこと、いろんなことが沢山あった一年でした。
こんにちは。看護師として入職し1年が経ちました。この1年間は、あっという間に過ぎていき、辛いこともたくさんありましたが同期で力を合わせて頑張りました。また、患者様との関わりやスタッフの方々からの支えがあり、笑顔で楽しく仕事に取り組むことができました。
3あゆみ リボン返還式を終えて思うこと
筋ジストロフィー病棟に配属され、あっという間に1年が経過したのだなと感じました。
初めて就職し右も左も分からないまま緊張と不安がたくさんありましたが、先輩に温かく指導して頂いたり、声をかけて下さることで少しずつ現場の雰囲気に慣れていくことができました。また、日々患者さんと関わる中で訴えが分からない時があり、戸惑いと葛藤を感じることがありましたが、先輩にアドバイスや、助言をいただき、こちらから言葉を選んで問いかけていくことで徐々に患者さんの訴えを理解できるようになりました。まだまだすべての訴えを理解することができませんが、こちら側が耳を傾けて患者さんの立場に立って理解していくことが大切だと感じました。もうひとつ学んだこととして、責任という言葉の重さです。実際に臨床の現場で看護師となった私たちは採血や点滴、与薬など学生の時にはなかった医療行為が出来るようになりました。その分患者さんの大切な命を預かっているんだという責任の重さも大きく感じるようになりました。
三若葉病棟H27年度の新人です
三若葉病棟は重症心身障害児(者)病棟で、主に新生児仮死や脳性麻痺などで生まれた頃から障害をもった方が入院されています。
言語的コミュニケーションをとることが難しい患者さんの訴えがわからず悩んだり、初めて触れる人工呼吸器は不安も多かったです。しかし、患者さんと日々接していく中で、患者さんの表情や動きなどから患者さんの訴えが少しずつ理解できるようになっていきました。また、プリセプターをはじめ、先輩方が丁寧にわからないことを教えてくださり、落ち込んでいる時には何度も励ましてくださいました。この一年は、多くの人に支えられた一年間だったと感じています。
一年間を通しての学びを発表する演習では、ポジショニングについて発表しました。強度の変形・拘縮のある患者さんにどのようなポジショニングをすれば、筋肉の緊張を和らげ、リラックスした姿勢が作れるのか技術発表し、そこでいただいたアドバイスより、自身の技術を見つめ直すことができました。リボン変換式では先輩方からの心温まる言葉や手紙を頂き、これからさらに頑張ろうと思うことができました。